丸一型日付印


5.台切手

(1)旧小判切手
日専によれば45銭だけが未発見となっているが、JAPEX’88記念本P28に部分印影の45銭が掲載されている。
5厘を除く全ての旧小判切手は22.11.30を以て使用禁止となったため、使用期間は21.9.1−22.11.30の1年3ヶ月しかない。この期間の郵便使用(便号入り。小局は便号空欄)と、22.2.14−22.11.30の電信使用(便号空欄)に限られる。最も多く見受けられるのは、4銭、8銭、10銭であり、次いで15銭、20銭である。

(2)新小判切手(U小判切手含む)
全切手でまんべんなく見受けられる。額面と種類の組み合わせによっては少ないものもある。50銭、1円の便号入りは珍しい。電話印は1円がほとんどである。使用初期の消印として見られるのは2銭がほとんどで、それ以外は少ない。

(3)菊切手(支那加刷、朝鮮加刷を含む)
全切手に押印されているが、後期発売の1銭5厘紫、6銭はやや少なく、1,2等局は櫛型印の時期であるため、丸一印は3等局のみとなる。31年頃から褐色印が少なくなるため、菊切手と褐色印の組み合わせはかなり少ない。

(4)記念切手
明治銀婚2種、日清戦争4種、大正婚儀(支那加刷、朝鮮加刷を含む)、日韓合同、日露戦争2種に押印されているが、特別展示で示されているように、日韓合同は1,2等局のみの発売であり、ほとんどは丸二印を使用しているため、丸一印は少ない。38年末までの初期使用で丸二印を使用しなかった1,2等局での使用か、あるいは、3等局への持ち込み使用に限られる。日露戦争の丸一印は3等局に限られるため、割合としてはかなり少ない。