丸一型日付印

印色

 印色は黒色と褐色系(トビ色)の2種類が使用された。丸一印使用開始当初は、東京、大阪、京都とその支局などでトビ色を使用したが、その後、全国に広まり、特に大局では好んでトビ色が使用された。ただし、一口にトビ色といっても、朱色に近いものから黒色に近いものまでさまざまであった。一方で、小局においては、黒色をずっと使用したところも多かった。
20年代後半から30年代初めまでがトビ色使用のピークであったが、31年後半に褐色系の使用が禁止されたことにより、その後は黒色のみが使用されるようになった。しかし一部には相変わらずトビ色を使用していた例外もある。したがって、32年に発売された菊切手にトビ色の組み合わせは希少である。
 褐色系の使用禁止以降、特に37年末以降、年賀郵便や記念行事などで黒色以外(朱色や紫色など)を使用した
色変わり丸一印も存在する。


「東京」局の印色変化
東京、大阪、京都とその支局では当初からトビ色使用
朱色に近いトビ色
32年以降のトビ色使用
色変わり印
讃岐/高松
37/12/25
第2回戦役記念絵葉書発売
石狩/札幌
38/2/15
第3回戦役記念絵葉書発売
安芸/呉
38/12/26
軍艦筑波進水式
東京/深川入船町
39/1/1
年賀郵便
青紫
台湾各局
39/4/30
陸軍凱旋観兵式
三河/西尾
39/7/19
凱旋祝賀会
甲斐/富士山
39/8/14
富士山開局祝賀会
タ451-476
三河/岡崎
39/10/18
関ヶ原三百年祭
対馬/竹敷
40/5/27
海軍記念日
土佐/佐川
40/11/12
東宮殿下四国行啓
陸奥/大湊
41/5/27
海軍記念日