丸一型日付印

監督機関

 監督機関の消印は、電報頼信紙などの消印が十分でない場合に、その切手に押されたものであり、検査印の役目を果たしていた。しかし、検査印自体の日付(特に年活字)が不鮮明なものばかりな上に、すでに押されている消印になるべくかからないように押されているらしく、満月印は少ない。したがって、実際に使用された期間を特定するのはかなり困難である。
以下の表に、監督機関の丸一型日付印を示す。

機関名 設置期間 最古 最新 参考
逓信省
電務局

(電報調査所)
T期
24.8.16-26.11.9
25.9.26 Yahoo
26.11.(2)1 S.I氏
26.5.28
逓信省
通信局
T期
26.11.10-30.8.17
27.2.2
29.5.25
逓信省
電務局
U期
30.8.18-31.10.31
31.11.29
32.12.25
逓信省
通信局
U期
31.11.1-36.3.31
36.7.9
東京
通信監理局

(電話)
36.4.1-36.12.5 36.12.23
37.11.4 シ 39-318
統監府
通信監理局

(韓国)
39.1.11- ? 39.3.20
Yahoo 05/5
北部
逓信局

(仙台に設置)
大正2.6.13-大正8.5.14 仙台逓信管理局
43.12.21 M121-770


 丸一型日付印以外にも、日付がない逓信省通信局消印や電務局電報調査所などがある。以下に、監督機関の消印の変遷(一部推定)をまとめる。(参考:丸一印の分類と楽しみ方/田中寛、関西郵趣202,203号)

1.内信局第二課 2.電務局第一課 3.電務局電報調査所 4.電務局電報調査所 5.逓信省通信局
20.3.10 - 23.6.29 23.6.30 - 24.8.15 24.8.16 - ? ? - 26.11.9 26.11.10 - 30.8.17
二重丸電信印
時計回り
時計回り 反時計回り
6.電務局電報調査所 7.逓信省通信局 8(1).東京通信管理局 8(2).大阪通信管理局 8(3).逓信省通信局
30.8.18 - 31.10.31 31.11.1 - 36.3.31 36.4.1 - 36.12.5 36.4.1 - 36.12.5 36.4.1 - 36.12.5 ?
例:J14-406('82/4) 東京、大阪以外の
一等郵便局で使用?
9(1).逓信省通信局 9(2).統監府通信管理局 10.北部逓信局
36.12.6 ?- 大正2.6.12 ?
※1
39.1.11- ? 大正2.6.13 - 大正8.5.14 ?
全ての一等郵便局で使用? 韓国で使用


※1:
38年2月12日、39年、40年、43年の併用消印あり
※2:明治36/4/1〜大正2/6/12の期間にどこでどの消印をいつからいつまで使用したかが今後の調査対象となる。