丸一型日付印

丸一電話印

 当初(23年省令7号)、使用料は現金で、通話料は切手での納付であった。この電話交換規則は30年12月1日に改正され(省令31号)、加入料や使用料も切手納付となった(第30條)。おそらくこのタイミングで電話交換所において丸一電話印が使用開始されたことが、使用開始時期から推定される。電話所においては、日付がない「電話/切手消印」(下図参照)を当初から使用していたと思われ、丸一電話印に切り替わったのは33年末〜34年頭頃と推定される。(以上参考:田中氏丸一本)
ここでは、電話交換局と電話所に分けて、最古データを調査するとともに、電話所が郵便局に吸収された(37/4)以降も使われたとされる丸一電話印の最新データを調査したい。
 なお、丸一電話印は種類や絶対数が少ないことから、このページで出来るだけ印影をお見せしたい。

参考:電話/切手消印…推定使用時期:23年〜33年頃
    
初期(U小判5銭に多い) 後期(新小判15銭に多いが菊切手にも散見される)

最古 最新
(電話交換局)
30.12.08 東京 ジ57-295
(電話所)
34.01.14 東京葵町 ジ57-3100
(郵便局)
39.4.11 熊本


電話交換局/電話局(36/4〜)
札幌 小樽 函館 仙台 前橋
東亰(国名なし) 東京 浪花町 金沢
Yahoo 05/5
M130-2083
新橋 番町 横浜 新潟
福井 名古屋 四日市 桑名 京都 大阪 西

大阪/西電話
神戸 岡山 広島 赤間関 下関
福岡 門司 長崎 熊本
M139-578




電話所
石狩 後志 渡島
旭川 大通り 色内町 岩内 余市 江差 下湯ノ川
渡島 陸前
末広町 鶴岡町 塩釜 長町 八幡町 原ノ町 南町
下野 上野 下総 武蔵
宇都宮 中宮祠 日光 曲輪町 高崎 千葉 浦和
ジ69-1008
武蔵
熊谷 川口町 川越 東京中央 葵町 青山 赤羽
タ456-139
浅草 麻布 飯田町 池上 板橋 牛込 江戸橋
M1992NOV1088
大森 議院 小石川 麹町 木挽町 駒込 小松川
M132-535
Mspe14-46
下谷 御徒町 品川 新橋停車場前 高輪 常盤橋内 内藤新宿
西久保 八王子 八官町 羽田 深川 深川高橋 本郷
本所 丸之内 萬世橋 三田 南品川 南千住 目黒停車場前
M1988JAN494
四ッ谷 両国 早稲田
神奈川町 川崎 桜木 高島町 長者町 戸部町 初音町
保土ヶ谷町 本町通 本村通 山下町
相模
大磯 (相州)小田原 (相州)国府津 鎌倉 葉山 葉山一色 宮ノ下
相模 越後
湯本 (相州)横須賀 三條 長岡 新津 西堀通 沼垂
加賀 越前 駿河 三河 尾張
片町 博労町 九十九町 静岡 熱海 一宮 赤塚町
尾張 美濃
亀崎 新柳町 西枇杷島町 半田 岐阜
伊勢 紀伊 近江
蔵町 四谷新町 宮通 吉津屋町 和歌山 大津
山城
稲荷前 今出川 荒神口 五条 三条
M144-649
M1988NOV144
ジ102-242
嵯峨 三本木 七条 下立売堀川 寺町六角 伏見
摂津
安治川 池田 茨木 今福 梅田 川口
高津 新戎橋 心斎橋 新町 住吉 船場 谷町
玉造 天王寺 伝法 天満 天満市場 中之島 難波
西浜 博覧会 平野 平野町 堀江 尼ヶ崎 荒田町
伊丹 三ノ宮 須磨 下山手通 西ノ宮 布引通 兵庫
摂津 和泉 丹波
兵庫運河 葺合小野柄通 御影 水木通 浜寺 亀岡
M165-637
播磨 大和 備前
明石 姫路 舞子 奈良 下ノ町 東中山下
安芸 長門
宇品町 細工町 今浦町 長府 西ノ端町 東南部町
筑前 筑後
大牟田 大工町 中石堂町 橋口町 東中洲町 若松町 久留米
豊前 肥前
小倉 西本町 佐賀 飽ノ浦 梅香崎町 築町 佐世保
肥後
小島町 船場町 川尻町
台湾 韓国
台南 台北停車場 基隆[支局] 仁川
ジ69-802
ア39-30
カ231-S78


注:電話交換局や電話局と、電話所で同一局名があり(浪花町、下谷、番町、堺、神戸)、今のところ印影の区別ができないため、電話所のほうは欄を省いた。