丸一型日付印

3.種類とその用途

基本は、便号入り、便号空欄、電信、電話の4つ。他には、税済、便号欄、漢字、印色のバラエティなどがある。為替、貯金に使用した縦書き丸一印もあるが、一般に「丸一型日付印」もしくは「丸一印」というと、この縦書き丸一印を含めない場合が多い。縦書き丸一印については青雲倶楽部で詳しく述べられていることもあり、ここでは省略する。


便号入り 便号空欄 電信 電話




(1)便号入り
郵便局所において、丸一印使用開始から終了まで、郵便印にのみ使用した。ただし、貯金台紙や為替証書などに便号入りが押されている例も多数ある。

(2)便号空欄
郵便局所で使用した消印であるが、用途は幅広い。例外はあるが、基本的な使用例を以下に示す。
その1.使用開始から25〜6年頃まで、集配回数1日1回の小局で、郵便印として使用
その2.22.2.14以降、電信を取り扱う郵便局所で、電信用として使用。ただし、23.5.1より前は、二重丸電信印を主に使用し、丸一便号空欄印を使用した局所は少なく、青森や高知など十数局が知られているだけである。
その3.36.4.1以降、全郵便局所において為替、貯金印として使用。この時期の便号空欄印は、為替、貯金に加えて、電信の可能性もあり、単片だけでは区別がつかない。

その1の使用例
信濃/黒澤22.12.13
その2の使用例
近江/長濱22.6.26




(3)電信
電信専業局所において、23.5.1から丸一印終了時期まで使用した。例外として、郵便電信局や郵便電信受取所は、本来便号空欄を電信に使用すべきであるが、この電信印を使用した局所も少なからず見つかっている。

(4)電話
電話専業局所において使用したが、使用例が少ないため、押印時期はよく分かっていない。

(5)税済
料金納付が完了していることの証示印である。国名欄に「税済」、局名欄に国名と局名が書かれている。

税済印の例